4月の間ずっと激しかった登園拒否
年少クラスになってから、毎朝「行きたくなーい!」と暴れるは私の顔面に靴を投げつけるは、地面に座り込むは、それはそれはひどい登園拒否でした。一体いつまで続くんだろうと全然改善する見通しが見えなかったのですが、なんとゴールデンウィーク明けにすんなり行ってくれる日があるようになりました。それまでの流れです。
GW後ってお休み明けだから行きたくないってなりそうだけど、先生やお友達に、何したか報告したくて行きたい!って思いもあったみたい!
登園拒否が激しくなった原因
登園拒否が激しすぎて、なんでこんなに嫌がるんだろう…と真剣に私と夫で考えました。 大きく理由は2つだと考えました。
- 妹ができて甘えるのを我慢している
- 生徒あたりの先生の数が減った
まず1つ目に、妹ができたことで、自分にかまってもらえる時間が減ったことが挙げられます。甘えたいのに甘えれない状況が本人にストレスだったことがあると思いました。 今までお兄ちゃんはパパ、弟はママが担当と言う感じだったんですが、妹が生まれて私が末っ子に集中的にお世話をするようになり、次男のケアが少し薄れてしまっていました。進級とともに大きなストレスが重なり激しい登園拒否に繋がったのかもしれません。
2つ目の理由は、保育園の先生が今まで5人あたり1人いたのに今は25人クラスに先生が担任の先生が2人と言う割合になったことで 今までのように先生にべったりできなくなったことが 考えられます。
家庭で改善したこと
先生あたりの園児の数は仕方ないけど、家庭でできる次男のケアは改善できるので、そこは夫と話し合って、次男に対してもっと手厚くしようと考えました。
- 悪い事しても感情的に怒らず、「なんでしたの?」と問いかけ、ダメなことだと教える
- ⚪︎⚪︎ちゃん(妹)よりかわいいよと褒める
- 食べ終わるまで私か夫が見守る
ちょうどこの頃ダメと言われたことをわざと繰り返してやったり、なんでこんなことするんだろうっということをわざわざするようになりました。私たちの気を引きたかったのかもしれません。それに対して感情的になって怒るのではなく、”この子は気を引きたいだけなんだ”と思うようにしました。そして「これはいけないことなんだよ」と諭すように話すようにしました。イラっとしても感情的にならないように気をつけました。
私は末っ子を見ると、ついつい、「かわいい。かわいい」と言って抱っこしたりあやしていました。しかし、次男がいるときは「⚪︎⚪︎君は(妹)ちゃんよりかわいい!だいすき!」と言ってたくさん抱きしめるようにしました。
また、次男は食べるのがとても遅く、私は自分が食べ終わった後は片付けをして机を拭いたり食器を洗ったりと次のことをすることが多いです。その間、一人でポツンと食べることになる次男。そこで、次男が食べ続けているときはそばに座って一緒にお話ししながら食べ終わるまで待つと言うことを心がけました。
周囲と自分の変化
仲の良いお友達ができた
次男は男女共によく遊ぶのですが、学年ごとにお気に入りの女の子がいました。進級してしばらくして帰りが一緒になった、クラスの女の子と仲良くなり、その女の子と遊べることがとても楽しいみたいで、「〇〇ちゃんいるから保育園行きたい」と言って自分で進んでいくようになりました。
仲のいいお友達とクラスが別になり、人数も増え、戸惑いもあったんでしょうね…。
大好きだった、担任の先生とのお別れ
次男が大好きだった、担任の先生が他の園に異動になりました。寝かしつけのときに「⚪︎⚪︎先生に会いたいなぁ。他の園に行っちゃったんだよねー」と言ってよくお話ししていました。本人はあんなに甘えて大好きだった、先生がいなくなってとても寂しかったのだろうと思います。その時はとても寂しかったと思いますが、時間が経ってだんだん新しい先生との関係もできていき、気持ちの整理がついて行ったのではないかと思いました。
気長に本人の気持ちの整理を待つ
今まで何か問題があるんじゃないかと思い、その問題を取り除こうと悩んだりしましたが、子供は順応性が早いもので、自分の中で不安要素が消化できると切り替えができるようです。親も本人の感情の消化がきちんと終わるまでは悩むことも多いと思います。しかし、いつかきっと 本人の中でうまく準備ができるときが来ます。それまではお子さんをただただ信じて、あまり悩みすぎず気長に待ったほうがいいんじゃないかと思います。
家庭でできるケアをしつつ、本人の気持ちが整理できるまでそっと見守りましょう。悩みすぎに注意です。